平成29年度 発生・細胞生物学・システム生物学コース

1.概 要
発生・細胞生物学および数理生物学、情報科学の幅広い分野について、専門分野を超えた横断的な討論と技術修得の機会を提供する。これらの分野で活躍する内外のエキスパートとの交流を通じて、広い視野と知識、疾患への理解、共同研究を遂行する能力、語学力や情報発信能力、社会的責任感や倫理的な視野等を涵養し、様々な生理現象のメカニズム解明、病因の解明、優れた診断・予防・治療法の開発などに貢献できる、有能な医学・生物学者、あるいはまた、医学・生物学領域の幅広い問題に対応できる数理・情報科学研究者の育成を目指す。

2.構 成
分野名等 教授 准教授・講師 助教
形態形成機構学 萩原正敏 武内章英
機能微細形態学 斎藤通紀 栗本一基 大田 浩
細胞機能制御学 岩井一宏 佐々木義輝 武田有紀子、藤田宏明
病態生物医学 松田道行 平島剛志
分子細胞情報学 岩田 想 小林拓也
神経細胞薬理学 渡邊直樹 木内 泰 山城佐和子、水野裕昭
分子腫瘍学 野田 亮 北山仁志 松崎朋子
分子遺伝学 篠原隆司 篠原美都、渡邉哲史
放射線遺伝学 武田俊一 笹沼博之 茂木 章、津田雅貴
(化研)ケミカルバイオロジー 上杉志成 大神田淳子、佐藤慎一、Amelie Perron 竹本 靖
(ウ再)細胞生物学 影山龍一郎 大塚俊之
(ウ再)再生増殖制御学 瀬原淳子
(ウ再)ナノ再生医工学 安達泰治 井上康博
(生命)白眉・卓越研究員 今吉 格
(生命)高次生体統御学 今村博臣
(生命)細胞認識学 上村 匡
(生命)生体制御学 寺井健太、本田直樹
(情報)医用工学 松田哲也 中尾 恵
(情報)論理生命学 石井 信 大羽成征
(iCeMS) 杉村 薫
(情報)微分幾何学 加藤 毅

3.内 容
① 演習:4単位(通年)
 本コースに所属する研究室の若手研究者の研究発表(30分)、招待講演者による講演(1時間)とそれに基づく討議を下記のスケジュールにより、月1回(金曜日)17:00より行う。9月に合宿を開催し、本コースに所属する大学院生の研究発表と討議を行う。
arrow 過去の授業・平成25年度平成26年度平成27年度平成28年度

開催日
Date
主催
Organizer
場所
Venue
上段:内部講演者 & タイトル
Top: Lecturer from Kyoto University & Her/His Title of Talk
下段:招待講演者 & タイトル
Bottom: Invited Lecturer & Her/His Title
April 21st, 2017 松田道行 医学部記念講堂 Dean Thumkeo(京都大学 医学研究科 創薬医学講座)
mDia1/3-mediated cortical F-actin meshwork regulates ectoplasmic specialized junction in Sertoli cell indispensable for spermatogenesis
山中章弘(名古屋大学 環境医学研究所 教授)
Optogenetics and pharmacogenetics reveals regulatory mechanism of sleep/wakefulness and memory
May 19th, 2017 今吉 格 医学部記念講堂 鈴木祐輔(京都大学 メディカルイノベーションセンター 特定助教)
Network analysis of exploratory behaviors of mice in the spatial learning and memory task
平野恭敬(京都大学 メディカルイノベーションセンター 特定准教授)
When and how is memory consolidated? The molecular and neural bases in Drosophila
June 15th, 2017 渡邊直樹 医学部記念講堂 水野裕昭(京都大学大学院 生命科学研究科 助教)
Untwisting of actin filament by rotational movement of mDia1 prevents filament disassembly by cofilin
Scott Fraser (University of Southern California, Provost Professor)
Eavesdropping on Biological Processes with Multi-Dimensional Molecular Imaging
July 21st, 2017 松田道行 医学部記念講堂 佐藤慎哉(京都大学 生命科学研究科 特定助教)
11-cis specificity of the cone-specific retina visual cycle
岡田由紀(東京大学 分子細胞生物学研究所 准教授)
Transgenerational epigenetic inheritance and sperm chromatin structure
September 2nd, 2017 リトリート
Retreat
楽友会館 学生による口頭発表
 
October 20th, 2017 斎藤通紀 医学部記念講堂 三谷忠宏(京都大学 医学研究科 研究員)
Principles for the Regulation of Multiple Developmental Pathways by a Versatile Transcription Factor, BLIMP1
David Perrais(University of Bordeaux & IINS Senior Researcher)
Molecular dynamics of endocytosis probed with high resolution imaging: focus on dynamin
November 17th, 2017 上村 匡 医学部記念講堂 小野寺孝興(京都大学生命科学研究科 博士課程)
Information processing mediated by firing rate fluctuations in Drosophila sensory system
Carlos Ribeiro(Champalimaud Centre for the Unknown, Portugal, Principal Investigator)
How nutrients, neuronal circuits, and the microbiome shape nutritional decisions
December 15th, 2017 今吉 格 医学部記念講堂 TBA
TBA
坂野 仁(福井大学 特命教授)
TBA
January 19th, 2018 石井 信 医学部記念講堂 TBA
TBA
TBA
TBA
February 2nd, 2018 安達泰治 医学部記念講堂 TBA
TBA
TBA
TBA
なお、発表は英語とする。

4.取得目標
(考え方)
・細胞の構造、機能、動態とそれらの分子基盤の理解
・生理現象や病態を、分子・細胞レベルでの問題に還元できる洞察力
・細胞をシステムとして捉える視点
・新たな知識、技術、概念を理解し細胞生物学・細胞生理学研究に役立てる能力
(技術)
・細胞内に発現している特定のRNAやタンパク質を検出・測定する技術
・遺伝子改変マウスを作成、維持し、免疫組織化学やISHなどで解析する技術
・イメージングおよび画像解析(光学顕微鏡、蛍光顕微鏡、共焦点顕微鏡)
・数理モデルの構築およびシミュレーション技術
・「実験系生物学者のための数理・統計・計算生物学入門コース」も受講することを推奨する。

コースアシスタントAC
 牟田 優  消化器内科
 貝瀬 峻  細胞生物学

arrow平成29年度 実験系生物学者のための数理・統計・計算生物学入門コース

ページトップへ

京都大学

ホーム > 大学院教育コース > 発生・細胞生物学/平成29年度 生命動態システム科学ジョイントコース