大学院教育コース

発生・細胞生物学/生命動態システム科学ジョイントコース

 発生・細胞生物学および数理生物学、情報科学の幅広い分野について、専門分野を超えた横断的な討論と技術修得の機会を提供します。
これらの分野で活躍する内外のエキスパートとの交流を通じて、広い視野と知識、疾患への理解、共同研究を遂行する能力、語学力や情報発信能力、社会的責任感や倫理的な視野等を涵養し、様々な生理現象のメカニズム解明、病因の解明、優れた診断・予防・治療法の開発などに貢献できる、有能な医学・生物学者、あるいはまた、医学・生物学領域の幅広い問題に対応できる数理・情報科学研究者の育成を目指します。
国際的研究者の養成をめざし、本大学院コースは英語で実施されます。

発生・細胞生物学・システム生物学コース

 演習:4単位(通年)
本コースに所属する研究室の若手研究者の研究発表(30分)、招待講演者による講演(1時間)とそれに基づく討議を下記のスケジュールにより、月1回(金曜日)17:00より行う。9月に合宿を開催し、本コースに所属する大学院生の研究発表と討議を行う。
コースアシスタントAC
 牟田 優 消化器内科
 貝瀬 峻 細胞生物学

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教育コース

 医学、生命科学、情報学研究科の大学院生を対象として、大学院コース『実験系生物学者のための数理・統計・計算生物学入門コース』と『数理生体イメージング(計測)』を実施する。下記のシラバスを設定する。

実験系生物学者のための数理・統計・計算生物学入門コース

 昨今の生命科学における学際融合研究に必要な基礎知識となる数理、統計、計算生物学の入門となる場を提供する。対象となるのは主に実験系の生命科学研究室に所属する大学院生等の中で、数理・統計・計算生物学に興味がある人。これらの知識を基に、様々な生命現象を数理モデルで記述し、計算機によるシミュレーションを通じて動作原理の検証や作業仮説を抽出することができる研究者の育成を目指す(平成26年度から単位認定授業)。
人数が多くなった場合は、講義室の関係上、参加人数を制限することもある。課題提出を義務付ける。
授業カリキュラム(第2、または第3月曜日、16時30分から。場所はF棟1階セミナー室)

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『数理生体イメージング(計測)』数理情報系学生対象

  1. 顕微鏡の基本構造およびイメージングの理論を理解できる。
  2. 細胞あるいはマウスの2光子顕微鏡画像およりタイムラプス顕微鏡画像を取得できる。これは集中講義として蛍光生体イメージング室の機材を使って実習形式で行う。
  3. 上記により、自ら取得したデータを解析し、モデリング、シミュレーションできる。

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